ゲートをくぐる人(アセンションする人)
ゲート問題。関心がありますか?
何のこと?って方はスルーしてくださいね。
並木良和さんが主に提唱している今年冬至に訪れるという「ゲート」です。
もうすぐですね。
今、それに向けて焦っていろいろと取り組んでいる方も多いのかも。
でもね、そのゲートって、地球にあるんですよね。
「真我」から見たらただの幻、ストーリーに過ぎません。
でも私たち人間は、今、地球にいて、その幻のストーリーを使って「生きて」遊んでいます。
なので、ゲート自体が存在しないのではなく、ストーリーとして存在するという言い方になるのかな~と思います。
言ってみれば、どんな仕掛けを使って夢の中のストーリーを進行していくのか、というお話でしょう。
それくらいのニュアンスですね。
地球では、朝昼晩と時間が移りゆくんですね。
時間軸が存在するんです。
春夏秋冬もそうです。
だから、太陽系、銀河系として時間をかけて移動しているこの宇宙では、時間と共に起きる出来事が変わっていきます。
そんなゲート問題ですが、どんな人があちらへ行くんでしょうか。
「決める」
「恐れや二元思考を手放す」
「悟る、覚醒する」
いろんな基準があるでしょう。
じゃあ私はどう思っているのかと言えば、意外とシンプルです。
この地球が「許可」した人だけがこの地球に残る
と言えばなんか試験みたいですが、そんな感じです。
じゃあ、どんな人に地球が許可を与えるのかと言えば、「元気な人」です。
以前の記事でも「元気」というキーワードを取り上げましたが、元気とは何でしょうか。
「元」の「気(氣)」なので、人間としての機能をちゃんと動かしている人ですね。
この現象世界(有)の世界は、無という「静」に対しての「動」の世界です。
でも、「動」だけではなく「静」も必要です。
そこで一番上の「統合」が必要ですね。
ここが「元気」の場所です。
元気な人っていっぱいいませんか?
反対に、覚醒した、悟ったという方でも不元気な人もいっぱいいますよね。
だったらもう、覚醒とか悟りなんか関係ないんじゃないですか?
この世界は、精神だけでできているわけではないんですよね。
物質面も大切なんです。
だけど頭でっかちになってしまって、精神だけが発達してしまい、行動ができなくなっている人、地に足がついていない人、肉体面をおろそかにしている人が今、たくさんいるんですね。
アンバランスなんです。
三位一体の関係にあるものは、互いに拮抗してしまうので、どこかだけを拡大させたようで拡大できていません。
なのでスピリチュアルや非二元の方(覚醒者と称する人)で、無気力や無行動になるという奇妙な現象が起きているのだと思います。
そしてその時の意識はものすごく収縮しています。
ハートを閉じている場合も多いし、多動だけど利己的になってみたりしています。
覚醒まで行っていない人には信じられないかもしれませんが、直接お話をしたことがある方だけでも、こういう現象が何人もの方に起きているんですね(真我から観たら「個人の人」ではないんですけどね。自我意識で否定的にとらえないでくださいね)。
さあ、どうしましょうか。
「私はゲートをくぐれる」「もうくぐった」「そんなの余裕」と言っている人にそんなことが起きていたら。
もしこのアンバランスだとゲートをくぐれないとしたら、日本人は数えるくらいの人しかゲートをくぐれませんよね。
そこでですよ!
これではダメだ、となって、反対に今はたくさんの人がゲートをくぐれるようになった気がするんですね。
そして、悟った、覚醒したと言っているけど行動ができないアンバランスな人は、逆にゲートをくぐらない可能性が出てきていると思うんです。
この地球でアセンションする以上、地球という「場」はとても大切です。
人の命は地球より重いなんて言った人がいるのかもしれませんが、もし地球が軽視されてしまったら、何億人もの人命が失われます。
車に乗って旅をするのに、人命は大事だけど、車はボロボロでもいい、そんな車で長旅をしようってことになったら?
オイルや冷却水が漏れたり、オーバーヒートして止まってしまうかもしれません。
高速道路でタイヤが飛んでいけば、横転して死亡事故になるでしょう。
私たちは、母体(地球)の中に暮らす胎児のようなものだとも言いました。
本当に地球は軽くていいんでしょうか。
地球を壊しては生きていかれないんです(「土」から離れては生きていかれないというのは、「土壌(土に動植物の死骸などの有機物が堆積して腐植になったもの)」から離れては生きていかれないから、「土壌」を壊すなという意味かと思います)。
そこを忘れてしまっている人がほとんどです。
覚醒したという方でさえ、思い出せていないんです。
頭でっかちになってしまい、足元(地面)がぐらついて腐っていたり砂漠化(腐植を失って砂に戻っていく現象)のに気づかないんです。
砂上の楼閣です。
でも、スピリチュアルでない方は今、SDGsを掲げて世界が一丸となって未来へ向かって永続的な環境を戻しつつあります。
皆さん、「元気」な人たちばかりです!
こういう他者貢献をしていると、悲しみや苦しみを抱えていても、自然と癒やされて「元気」になるんです。
例えば、
里山活動
ゴミ拾い
森林再生(植林、間伐、枝打ちなど)
無農薬、有機栽培、自然農法、自然農、自然栽培
フリーエネルギーの技術開発
耕作放棄地の再生、開墾
たくさんあります。
とても多くの人手と時間が必要です。
人間が破壊した自然環境は、人間の手によって戻していくしかないのです。
それが今生の課題です。
自分だけでなく、母なる地球を含んだ他者貢献をすることによってしか癒やせない部分があるんです。
自分だけを満たそうと思っても満たせません。
そんな中で自然と私たち本来の在り方を思い出し、自然と悟っていけるんです。
セミナーに通ったり、本を懸命に読んだり、ヒーリングを受けまくったり、瞑想をしまくったりするよりも、地盤をきちんと固めながら癒して満たしていくほうがずっと効果的だし無料なんです。
※素晴らしいセッションなどをする方もいるので、全てをやめましょうということではないのですよ。
「これをしたら救われる、ゲートをくぐれる」という発想がそもそも利己的だということなんですね。
利己的ということは、私たちの本来の在り方ではありません。
もし懸命に意識だけを拡大させようと思ってもできず、
カンニングもできず、
結局自分の人生は自分で責任をとって生き切るしかないのだし、
この輪廻転生を終える(解脱する)レベルは、自分で設定したものを満たしていなければ卒業にならないわけですよね。
今の地球軽視、他者軽視、無関心、無愛、アンバランス、不調和の状態で本当にゲートをくぐれるのかと考えたらどうですか?
自分自身で納得できますか?
旅先を荒らして動植物を痛めつけてたくさんの命を奪って絶滅させて、でも「覚醒体験をしたから私は帰ります、解脱できます」ってどうですか?
それって本当に「覚醒」ですか?「悟り」ですか?
どんな人がゲートをくぐれるのか、最後の一厘でここもひっくり返るのかもしれませんね。