15歳 子宮蓄膿症末期 日帰り入院2日目
朝までに2回、たっぷりとオシッコを出した。
6:30 ちゅ〜る1本と牛肉を少し食べた。
病院へ。
今日は担当獣医さんが連休に入ったため、違う獣医さんが担当してくれた。
今日も昨日と同じ薬でいいかどうか見るために、血液検査をすると言うので、病院で30分待ち、結果を説明してもらった。
腎臓は問題ないが、肝臓の数値が上がっていた。
でも、体内の戦いが終わると戻るそう。
ただ、食べるようになって通院が減ったとしても治ることはなく、死ぬまでずっと抗生物質を続けないといけないと言われた。
また、今行っているのは延命措置のようなものらしく、長くても1ヵ月程度だと。
昨日までの担当獣医さんと話が違うので、お迎え時までに論文を調べておいてくれるということに。
帰宅後、オゾン療法を調べた。細菌にも効果的だそう。
それをやってくれる近くの病院は休診のため、明日以降に問い合わせることになった。
獣医師さんの説明を一緒に聞くために、夫とお迎えに行った。
病院に入ったら、ぽん吉がにゃーにゃー鳴くのが聞こえたので、診察よりも先に待合室へ連れて来てもらった。
獣医さんは、新しい子宮収縮薬(アグレプリストン)が副作用も少なくて完治可能だというデータを見つけてくれていた。
インターネットでは、子宮蓄膿症は、手術以外には治癒不可能と書かれているサイトしかないけど、もしかしたらその情報のほうが古いのかもしれない。
ただ、書かれている生存率が何ヵ月後、何年後のものかは不明だそう。
ついでに心臓の雑音も聴診器で診てもらったら、何も問題なしと。
僧帽弁閉鎖不全症も治っていた。
心臓薬に加え、利尿剤までずっと飲んでいたのに、倒れた時には肝臓も腎臓もダメージがいってなくて、それも驚きだったけど。
帰りに鴨ロース肉を購入。
茹でたものを約80gくらい食べた。
帰宅後は、自分で布団に登って眠り始めた。
昨日よりもかなり回復している。
間違いない。
ぽん吉はもしかしたら、3度目の大奇跡を起こすつもりなのかもしれない!
ちなみに1回目は、免疫介在性溶血性貧血でかなりの重篤になったけど完治。これもすでにシニアだったし、獣医さんにかなり驚かれた。
2回目は心臓発作で倒れ、僧帽弁閉鎖不全症を完治。
そして今回。
3日くらい通院して食べられるようになれば希望ありと言うお話だったけど、1日目の昨日もササミを食べ、2日目の今日はこのとおりだったので、希望は持っていいかもしれない。
ただ、いつ急変して旅立っても後悔しないように、心の準備はしておく。
お葬式の準備をとまで言われたあの日から、数年。もうこれだけ見せてくれた奇跡に、私は、感嘆するしかない。