来年の計は今年の大晦日にあり
令和3年も終わりますね。
皆さまも毎日多忙な日々を送っていることと思います。
今年の冬至は大きな節目でした。
人類史上では最も暗い日だったと言えると思います。
もしかしたら地球史上で最も暗い日と言えるかもしれません。
日本の正しい歴史は公にされていませんが、どうやら明治維新が最も暗いゾーンに入った時期かもしれません。
敗戦を経て憲法は変わりましたが、GHQ支配による闇の影響は続いていますね。
その体制がまだ続いています。
そんな中でもこうして皆さまと共に夜明けを迎えられたことは、感慨深いです。
さて、大晦日にはどうお過ごしになりますか?
こちらでは除夜の鐘を生で聴ける場所が近くにないもので、ここ数年はYouTubeで聴かせてもらっています。
初めから最後までじっくりと聴けるといいですね。
その間、108つある煩悩を払い、今年の自分を振り返り、新しい決意のもとで新年を迎えたいですね。
「一年の計は元旦にあり」
と言いますが、元旦に最高の時間を持つには、今年の振り返りが大事だなあと思うんですよね。
ふだん、多くの方が様々な願い事をしていると思います。
日本人の生活は貧しくなったと言われていますが、それでもかなり豊かな生活をしています(今、食事がない人などは除いてですよ)。
それはいつもお話しているエコロジカルフットプリントで地球2.8個分の贅沢な暮らしをしているのが私たち日本人の「ふつうの生活」だからなんですね。
もっと欲しい、あれも欲しい、こうなったらああであったら、
いろんな欲が出てきます。
欲は切りがないのですね。
でもその前に、「足るを知る者は富む」ということを思い出さなければならないのでしょう。
雨風しのげる家、温かい食事、温かい暖房
阪神淡路大震災、311以降に続く災害に遭った方には、これだけで十分に幸せなのだと思えることと思います。
命ひとつさえあれば。
欲を貪り、愛の渇きを求め続ける人生は不幸です。
スピリチュアル的にも、潜在意識レベルでは全ての願いは叶っているわけですし、
それでは足りないと主張してくるのは欲だらけのエゴ(顕在意識)なんですよね。
もちろん世界の平和、皆さまの安泰などを望む気持ちまでもなくそうということではありません。
ただ、ここで一旦、「不足感」「飽くなき欲」「際限のない渇き」から解放されてみませんか?
というお誘いです。
そんな鎮まった気持ちで迎えた新年は、きっとこれまでとは全く違う一年の「計」になることと思います。
皆さまの新しい春が、たくさんの花や虫たちの命と共にありますように。
そしてそんなお花と虫たちがあなたにいつも語りかけてくれていること、生きる力を与え続けてくれていることに気づいていけると思います。
どの方におかれましても、一年間、本当にお疲れ様でした。
よいお年をお迎えください。
☆祝福☆
シリウス洋子