自給自足のメリット
自給自足がいいのはもう聞き飽きたけど、どこにそんなメリットがあるのか分からない
し、そんな場所も時間もお金もないよって方も多いと思います。
まずは、
✅自給自足のメリット
✅場所の問題
✅時間の問題
✅お金の問題
ですよね!
そこを考えていきましょう!
初めに、うちの自給畑(一部自給ね)ですよ~今年(2021年)5月4日の様子です。
緑にあふれているのがわかると思います。蜂を呼ぶためにお花も植えています。
うちはビニールマルチも使っていますが、それでも人工物でない畑は、それだけで癒されますよ~♡
こんにちは😃シリウス洋子です。いつもお読みくださって本当にありがとうございます♪
では始めますよ〜
あ、その前に、この岡本よりたかさんの『野菜は小さい方を選びなさい』はもうお読みですか~?基本的知識はこちらにもしっかりと書かれているので、ぜひお読みくださいね~!
1 自給自足のメリット(自然界に即した無農薬、無肥料栽培の場合)
- 安全 ➡ 誰かに栽培してもらえば、どんな肥料、堆肥、農薬などが紛れ込んでいるかわかりません。
- 無料でできる ➡ 地代はかかるかもですが、地方では耕作放棄地が増えて困っているので、使ってくれるだけで有難いという無償貸与の地主さんも多いようです。
- 速い ➡ 自給をしなければ、就活をして、面接に合格して、毎日お仕事に通ってお仕事をして、やがてお給料をもらって、その引換券(お金)を使ってやっと誰かから食べ物をもらえます。何かミスをしたり、上司から気に入ってもらえなかったり、体調不良になったり、家族が病気になったりといろんな事情でクビになることもたくさんあります。でも自給では、誰の決裁も不要で、畑に生えているものを収穫するだけです。畑でそのままガブリ!と食べることだってできます。誰かの顔色をうかがう必要も、嫌な飲み会や接待で命を削る必要もないのです。あなただけのスペースがいつでもあなたを待ってくれています。
- 食費がめっちゃ浮く
- 食べていけなくなるかもという不安がなくなる ➡ スキルを身に着ければ、日本の土(黒ボク土など)ならどんな痩せ地でも土壌改良して無肥料栽培が可能になるでしょう。また、どこへ引っ越しても、どんな災害が起きたとしても、そのスキルで食べ物を得ることができますし、みんなに分けてあげることもできます。
- 何かあっても食べていけるという自信がつく➡生きていくための不安が消えていく
- 不足感が減り、足るを知る世界へ行ける ➡ でも本当は、それなりの広さの畑をやると、いつも何かしらの収穫物があるし、近隣からのおすそ分けも多いので、食べ物が多くて困るくらい。反対に、どうやって食べきるかの問題が浮上(笑)
- 争わなくていい、コントロールしなくていい ➡ 自然農法は争いません。自然界の起きるままに沿っていくのが基本です。虫や風さえも敵としない、自給なら隣よりも豊作かどうかも気にならないんです。ノルマもない。生態系が狂っている今は、やってくる虫が食べるままにするわけではありませんが、戦い続けるわけではありません。起きたことを受け入れ、最善の策を施していくだけ。
- スケジュールは、人ではなく自然に沿えばいい ➡ 一般的なお仕事は、天候に関係なく、人間の都合でアポを取ってそれを守らなければなりません。体調不良でも嵐でも関係なく。人間のために人間がすり減っているんです。玉ねぎなど、種まきの適期が短い野菜もありますが、基本的には晴耕雨読で自然界のリズムに則って生きていけて、心身ともに健康になります。
- 究極の癒やし ➡ 自然界は完全調和した宇宙そのものなので、その自然界と一体となる自然界に則る農法では、あなたも畑も全てが癒されます。
- 緑色は癒やしの色 ➡ 緑色は、癒し、リラックス、人の気持ちを落ち着かせるという効果があるそうです。
自殺の名所であったイギリスのある黒色の橋の色を緑色に塗り替えたところ、自殺者が激減したという例もあるそうです。スピリチュアル的には、緑色はハートチャクラの色ですね。 - 天然の癒やし物質 ➡ そんな緑色ですが、なぜ自然界が緑色でできているのかと言えば、実は緑色でできているのではなく、緑色以外のものでできていて、緑色を反射しているんですよね。そしてその緑色が↑に書いたのとは別の癒やし効果(聞いたことがないような名前でした)を持っているからではないかという仮説を読んだことがあるんですが、その記事が見つかりませんでした。
- 日光を十分にもらえる ➡ 日焼けを恐れすぎて絶対に日に当たらないようにしているという現代人は、日光不足だそうです。
- ストレス解消、健康になる ➡ ↑に書いたとおりです。体力もつきます。安全な食べ物をとることで腸内細菌も変化します。腸内細菌は脳の代わりだとも言われています。心の不調は脳からもたらされますが、その脳の働きも変わってきて本当に健康になっていきます。
- カルマを増やさない ➡ あとで書きますが、日本人のごく普通の生活は「虐め型」でできています。自分で農薬をかけて虫や微生物を殺すのと違い、農家さんの手を借りてお金を使って代わりに殺してもらうというのは、カルマ的に大きいものでしょう。市販の野菜を何気なく買うという行為がどれだけの存在に悪影響を与えているのか、知るほどに恐ろしくなるでしょう。自分で作れば誰かに運んでもらって売ってもらってそれを買いに来てもらうこともなくなります。自産自消なら「運搬」や労働者のための「通勤」という地球破壊も起こしませんし、誰かの労力(時間という命)をもらうこともなくなります。
- 社会貢献 ➡ 本来の生き方とは正反対の分断型の社会(生産地と消費地との分断など)が私たちを心身ともに、生活、人生を丸ごと侵しています。一人だけやってもあまり効果がないように思えるかもしれませんが、「たった一人」が1億2千万人集まればもう日本の自然界の破壊は止まっています。「たった一人」から始まるし、日本人は真似っこが大好きなので、多くの人がやっている時に自分だけやらないわけにはいかなくなります。「私」から始めましょう。そして、環境保護だけでなく、1人でも多くの人がこの分断と依存性社会を抜けることてで、世の中がどんどん変わっていくんです。平和への始まりです。
- お金やモノでは絶対に得られない充足感と幸福 ➡ 人間の本来の「幸福」とは、自分だけのお金や願いが叶うことではないんですね。「私」とは「全てなるもの」なので、意識的にも物質的にも「全てなるもの」と一体化することでしか得られないゾーンがあります。
- 人間関係のストレスがない ➡ 畑は、野菜は、自然界は、「〇〇だからあなたはダメだ」「イケていない」なんて絶対に言わないんです。「期限が過ぎているぞ!どう責任を取ってくれるんだ!」なんてことも言わず、どの植物も虫たちも、ひたむきにただ命を全うしています。どんなに苦しい時も、どんなに悲しい時も、あなたを丸ごとそのまま受け入れてくれます。そしてその苦しみや悲しみをただ黙って癒やしてくれるんです。あなたが帰る場所はここだったのだと気づくでしょう。
- 自分軸 ➡ ここまで読んでくださるともう伝わっていると思いますが、自給をすることは、精神的に「自分軸」を確立できるだけでなく、物質的にも農家さん依存をやめて自立できます。農家さんに依存して食べ物を作ってもらっているうちは自分軸とは言えません。すぐに完全自給をしなくてもいいんです。一部自給でもいいので、完全依存から脱することが肝心です。
- まとめると、宇宙と一体になる喜び、宇宙が見える、人生の本質に気づく、悟れるんですよ【絶対的幸福】。だから自然農法家には悟っている人が多いんですね。
日光浴の知られざる効果!日光浴で病気を予防しよう | 訪問看護ブログ | 株式会社 メディケア・リハビリ
まだの方はぜひご視聴ください。
2 場所と体力の問題
さっきもチラッと書きましたが、農家さんの高齢化により、耕作放棄地が拡大し、法改正や条例改正などが行われています。
農家出身でなくても農業法人が農業に参入できるようになりましたし、耕作下限面積も10アール(一反、1000平方メートル、約302.5坪)と低い自治体もあります。
これくらいならそこそこの自給はできますし、機械を買わなくても手作業や小さい耕運機を使って何とかなります。
また、不耕起栽培が基本になっている自然界に則した農法(自然農、自然農法、自然栽培など)ではそもそも機械を使って耕しません。これは、どんな土でも初めから耕すなということではなく、耕さなくてもいい土壌を作っていくんです(本当は作るのは自然界がやってくれます。人間は、壊した土を物理的に戻せるように手助けをしていくだけです)。
耕さなくてもいいということは、大変なクワ、畝立てなどもあまり要らなくなるということです。土が適度に柔らかくて地力がつくと、連作障害などもあまり考えず、肥料もあげず、農薬も使わずにそのまま種をまき、育ったら支柱を立てたりするだけです(ただ、夏野菜は早春から保温や加温をして育苗をする必要があります)。
これなら高齢の女性でも続けていけるのではないでしょうか。
また、今後は、今支えてくれている農家さん世代が一斉に退職することも起きるので、耕作放棄地はさらに急拡大することが予測されています。
ただ、耕作放棄地そのものは無肥料栽培に適しているものの、再生困難とされている農地が増えています。それは、あまりにもヤブになりすぎてしまったなどの、大型機械(ユンボなど)を入れて耕して農地に戻すことが難しいとの判断がされているようです。
3 時間
自給と言っても、様々な農法があります。
- 慣行農法(農薬、化学肥料などを使うもの)
- 有機農法(動物のウンチなどの有機物を使って栽培するもの。無農薬とそうでない場合とがある)
- 自然界に則した農法(自然農、自然農法、自然栽培など。いずれも無農薬で無肥料栽培なのが共通。不耕起栽培)
他の記事にも書きましたが、1と2の元は輸入です。なので実際の日本の自給率はほぼゼロ%なんです。
それに対し、3だけは完全循環しているので、みんながこれをやると日本の自給率は100%を超えます。
でも、1と2にはメリットもあります。
3はこれまで人間が破壊した土を戻していかなければならないので、時間がかかります。自然界では、1cmの土ができるのに100年かかります。これでは到底寿命に間に合いません。そこで人為的に土を戻して土壌改良をしますが、それでも何年もかかります。
じゃあ、それまでの間、これまでどおりにスーパーで買うのだとすれば、本末転倒ではないでしょうか。
少しでも環境負荷を減らし、少しでも安全に、少しでも自立した生き方にしておくことはとても重要です。
その実践を少しで始めることで、意識の進化が三位一体で起きていきます。
全部を自給するのは大変ですが、一部自給から初めてみてください。
とは言え、都市部に住んでいると、なかなか農地がないですよね。うちの地域もそうです。でも、市民農園なら増えましたよね。
もしお庭があるのなら、畑用に耕してみてください。トマト一個を収穫するのにどれだけの愛が必要なのかが観えてきます。
そしてお庭もないよという方もいるでしょう。
そろそろこの名前を出してみたいのですが、「コロナ」です。
都市部に住んで働いて、生産地から食べ物をおすそ分けしてもらうというスタイルがもう古いんですね。
コロナでは大変な思いをした方も多いですが、その反作用も起きています。
都市部から地方に移住をするのならば、千葉県や埼玉県などではなく、もっと耕作放棄地が余っている場所へ行ってみたらどうでしょうか。
里山と呼ばれる溢れる自然がたくさん残っていますし、そこの里山再生で多くの人手を必要としています。
もちろん私は千葉も埼玉も素敵だと思いますが、都市部から離れることでしか観えてこないものがたくさんあるので、なるべく近くにというよりも、せっかくならばもっと遠くの人口減で困っている場所がいいと思うんですね。
場所にもよりけりですが、千葉や埼玉あたりではそんなに農地が余っているわけではないので、無償貸与は少ないと思いますしね。
居住用家屋でさえ無償で貸与してくれる地域もありますが、それは都市部では見かけません。
そうしてお庭や田畑が使えるようになった時、たぶん自宅から近いでしょう。
毎日あくせく満員電車や満員バスで必死に通勤をしていた時間分を、畑に使ってみてください。一日2時間は使えるでしょう。
遠くなければ通勤しながらでも可能でしょうし、リモートワークが主体になればもっと時間が増えるかもしれません。
コロナで2年間、今までとは正反対の価値観で生きてみました。このコロナ期間は私たちが進化するための準備期間だと思います。
これからはAIとオンライン化の進化でもっともっと時間が増えます。
数10年前の近未来予測でこういうのがあったそうです。
「週に3~4日程度で、1日あたり5時間程度の労働になるだろう」
と。
ところが私たちはそういう未来を選ばなかったんですね。
もっと苦しみたい、奴隷でいたい(これも自我意識で解釈しないでくださいね)、そんな集合意識が未来を先延ばしにしてしまいました。
「でももうそろそろいいのではないでしょうか」と思った地球が強制進化させたのがコロナだと思うんですね。
リモートワークをやめて通勤に戻そうとする企業をやめたいという人が増えています。今まで当たり前だった帰りの飲み会も行きたくなくなった人が増えています。
家にいて自分の足元を充実させることの大切さや心地よさを思い出してしまったんですね。
人命よりも経済を優先してきた今までの生き方はもう終わるんです。
私たちは地球の進化についていかなければ命を維持することができません。
相対性理論で時間は相対的だと言われながらも、私たちには平等に1日は24時間しかありません。その連続が「命」を構成しています。
時間とは「命」の破片なのです。
あなたは何のためにその「命」を生きていきたいですか?
4 お金
↑ にも書きましたが、耕作放棄地が余っている場所では農地や居住用建物も無償貸与してくれるケースもあります。
そして、私たちは「時間」を使って「お金」を生み出しています。
そうならば、「時間」を手に入れるということは「お金」を手に入れるのと同じことです。
反対にお金で時間を買うことだってやっています。
このように、時間とお金とは相互に関係していますが、お金だけを集めたい人も多いでしょう。
それも貯蓄税で調整が起きるかもしれません。
貯蓄税とは何か?貯金したら税金が取られるの?導入された場合の対策はどうすれば良いのか|魂を揺さぶるヨ!
お金は何のために必要でしたか?
あなたが生きていくための水と食糧、インフラ、教育などを手に入れるためですよね。
そのための引換券がお金です。
みんなに回して流して循環させていくからこそ意義があるものです。
なのにお金だけを貯めようとすれば、それは世の中がおかしくなりますよね。
世の中がおかしくなるといずれはあなたも苦しくなります。
消費税増税で潤った企業が今、消費が落ち込みすぎて商品が売れなくなり、減税を言い出したりもしているようです。
消費税の還付金で「トヨタがボロ儲け」は果たして本当なのか? - ページ 3 / 3 - まぐまぐニュース!
1円でも安いほうが売れるからと価格競争を続けた企業は、それ以上の値下げができなくなり、閉めるお店も。激安競争は、自社が雇った従業員の正当な人件費も捻出できなくなるばかりか、他店も激安競争に巻き込むことから、社会的にはとても責任が重いのです(適度な競争は質の向上、価格を適正にしていく効果もあるでしょう)。
そんなお金ですが、今は米や芋で支払うことができないため、どうしても日本銀行券(お金)が必要になってきますよね。
でも、今お金を使って入手しているものを今後もお金を使って入手しなくていいわけではありません。
みんながお金さえ支払えば何とかなると考えているから「お金依存」が終わらないのです。
お金に依存し続ければ、どうしても奴隷型の今の生活を続けなければなりません。
奴隷型生活は完全依存のため、自分軸では生きられません。
物質的にも意識的にも他人軸です。
その不自然な生活をするために、生産地ではなく消費地(都市部)に転居することもあったでしょう。
でも、それで失うものは、お金よりも大事な「元気(氣)」「環境」や「生きる力」なんですね。どれもお金では買えないものです。
これまでの記事を読んでくださって、今までの「生活」とは本当に「生」を「活かす」ことだったのかと疑問を持った人もいるでしょう。
引換券稼ぎには適している都市部ですが、「生活」には適さないんですね。
都市は人工物でできています。
だけど人工で作ったものは有限なんです。エネルギーが枯渇するんです。
だって人間自体が不完全でエネルギー不足だから。
アスファルトやコンクリートからは野菜や米は生えないし(たまに、ど根性大根が生えるけど)、癒されもせずに心が殺戮としていくんですね。
「いかに不完全で人工的なものから離れていくか」
「反対に、いかに完全なる自然界に戻していけるか」
がカギなんです。
都市部に住んでどこかの生産地を壊して搾取する生活ではなく、自然界が生産してくれるだけの分をおすそ分けしていただき、地球一個分の生活(今は地球2.8個分の生活)も戻していくところから再スタートです。
今の過剰な環境負荷は、66%が家庭からのものです。
自産自消、せめて地産地消に立ち返りましょう。
5 防災、減災
自然界は宇宙そのものです。完全な完璧世界です。人間が自然界の調和を壊してしまいましたが、それでもあっという間に調和へ戻す力があります(地震、噴火、洪水など)。
防災、減災の観点からも、この記事に書いた知識は本来の人間が持っていたくらいのことなので、どうぞ忘れずにいてくださいね。
人間が自然界をコントロールしようとするのではなく、自然界の営みに沿った生活をしていくのが「楽な生活」です。
もう自然界とも他の誰とも争わずに、楽に生きていきたいですね!
今回もなんだかんだと長文になりましたが、最後までお読みくださって本当にありがとうございます。
もう少しで冬至です。
人類が始まって以来の最も暗い日と言ってもいいかもしれません。
この日を境に地球も私たちも、【統合】という簡単で生きやすい世の中に変化していきますよ!
共に夜明けを迎えましょうね!
では、またね!