ゲートをくぐる人(アセンションする人)2
前回の記事は抽象的だったかもしれませんね。
もう少し具体的に書いていきたいと思います。
こんにちは!シリウス洋子です。
前回はご挨拶が抜けちゃった~。
天国では、箸が長いそうです。
これはどういうことかと言えば、自分だけが食べようではなく、他の人に食べさせてあげるためです。
利己主義の地獄バージョンでは誰も食べられない。
自分が食べさせてあげれば、自分も誰かに食べさせてもらえる。
そうやってみんなが食べることができて「富」が循環しているんですね。
循環するからみんなが豊かでいられるんですね。
これは前回の記事の画像のとおりです。
みんなを豊かにするから自分も豊かになれる。
仏教の教えの根本に「自利利他」の精神があるそうです。
自己犠牲はまた利己主義なんですが、自分を犠牲にすることなく他人も利するんですね。
前回の記事で、なぜ悟ったという人でもゲートをくぐらないのか?と疑問に思った方も多いかもしれません。
それは、覚醒体験をしても、利己主義では天国と言えないからです。
- 自分だけがワクワクしていればいい
- バラバラでも好きなことをしていればいい
- 覚醒体験をしたら残りの人生はオマケ(ゲームの「上がり」)
- 非二元は悟りで解脱
- 自分のことが大好きならそれがアセンション
- 「全ては完璧」だから何もしなくていい
- 「否定してはいけない」から全てをそのままにし、言及もしないし変えようともしない(イジメや悪政などであっても)
そんなことをたくさん聞かされてきたのがこれまでのスピリチュアルではないですか?
これが利己的なんですね。
他者は自分自身です。
「自分を愛する」とは、他者を愛することです。
「内側を満たす」とよく言いますが、「内側=外側」とも言えます。
片方ばかりを満たすようにすれば、どこも満たされませんね(全ては表裏一体だから)。
それは「ワンネス」とも違っています。
「全ては1つ」でなくて「個人の自分だけ」を満たしていますから(強い分離感)。
だれかの苦しみを見過ごしています(楽していたい、無気力)。
どこまでも、何かの出来事に対して心が動き、それに対して言葉や行動が現れていくのがこの宇宙の自然な姿です。
でも、「全てはそれでいい。完璧」をエゴちゃん的に解釈して、何も行動を起こさないことを正当化しては不調和です。
全ては調和へ向かっています。
だから不調和を正すエネルギーも同時にどこかで発生しています。
それをも否定しているのが「否定しない、完璧」をエゴちゃん的に解釈したアンバランスなスピリチュアルなんですね。
「否定しない」ということ自体が「大きな否定」なんですね。
それに、「心地いい」ことばかりを選んでいたら、エゴちゃんの思うつぼですよ?
この初めの記事から読んでみてくださいね。
話を戻します。
他者と豊かさを共有する世界が天国なんですね。
だから今からそれをすればいいだけだと思いませんか?
初めはよくわからないままやり始めたとしても、そのうち本当に他者への感謝が湧いてきます。
この世界に必要ないと思われるような「悪者」であっても必要な人、必要な出来事であって、感謝しかないという気持ちにまでなれるんですね(だからこそ変えようということもできるんです)。
前にもお話しましたが、この世界は巨大なパズルであり、ピタゴラ装置でもあるんです。
みんなで共同作業をした(選択をした)結果、ひとつの事象が起きているんです。
凶悪なあの事件も、私たち一人一人の選択を変えることで防止できるんです。
私たちは全員が当事者なんですね。
こう考えていくことで、誰か特定の人を責めたり、批判し続けたり恨んだりすることがなくなると思います。
そしてそんな人たちも含めてこの地球ランドという遊園地で遊んでいるのだということが何となく感覚でわかるようになれば、俯瞰視点も得るわけです。
人生は巨大な遊園地です、旅行です。
私たちの本当の棲み処は地球ではありません。
でも地球を選んで長い旅をしてきて、エゴをモリモリにして環境破壊をしまくったんですね。
それで生きにくくなっているんです。
自分がやったことの責任として、また、自分達が生きやすくしようという理由でも、壊した環境を元に戻そうというのが今の世界の流れです。
そしてこの先にアセンションがあるんです。
その前段階の準備として311,AI、コロナなどが起きています。
準備が整わなければ強制的に整えることを地球がやります(自然災害)。
ただ、自然災害自体は地球の呼吸でしかないので、それを悪ととらえないでくださいね。
人間にとっての「災害」は、自然破壊をしたシステムを壊すことでもあるので、「蘇生措置」でもあるのですよね。
ちなみに昔は、河川氾濫が恵みであることを知っていました。
豊かな土壌を運んでくれるんですね。
そこで作物がよく育つことに気づいたそうです。
川が増水して蛇行、広がるままの形にして、それを何とかしようとしなかったんでしょうね。
「自然界に抵抗しない」という叡智をずっと人々は持っていたんでしょう。
土砂崩れなどの他の自然災害も自然の恵みととらえていたようです。
崩れたものを人工的に直さず、それを活かして造作をしていくことで自然と調和していったそうです。
でも今は、人間の欲に自然界が合うようにコントロール、支配していこうと造作を人工的に繰り返しているだけです。
自然界は本来、完全な完璧で無限です。
人工は不完全で有限です。いつかは必ず崩壊します。
どんな護岸工事やダムを建設しても、自然界が正そうと思えばほんの一瞬で直すことができます。
自然界とはそういうものですよね。
地球だけでも46億年の歴史を経た叡智が働いているわけですが。人類はたったの700万年です。ホモサピエンスだけならもっと短く、47万年と考えられているようです。
ところがそのホモサピエンスなる私たち人間は、産業革命(18世紀~19世紀)以来、特に戦後、その中でもここ10年で顕著に、この偉大なる地球の46億年分の積み重ねの資源や叡智を破壊してエゴ的暮らしに終始したわけです。
人間の数は飽和状態だと言われてるように爆発的に増え、その代わりに生物の数、種類は激減したんですね。
人間は、全ての地球上の生命の犠牲の上に成り立っていると言っても過言ではないでしょう。
だから環境活動がどれだけ大切なことか、何となく伝わったらいいなぁと思います。
そしてその環境活動は、自分ひとりではできないんです。
「共生、共存、相互扶助」と「感謝」の世界でもあります。
「善悪二元論」もここで手放していますよね。
だって、誰かと協力するということは、「あいつは〇〇だから悪だ、闇だ」なんて言ってたら孤立してしまい、誰とも協力できなくてボッチになるだけです。
他者の「悪」「弱さ」などを受け入れ、自分のも受け入れてもらい、互いに協力をしなければ成り立っていきませんから。
自然界に接するということは、完璧(本来は完全体の)自然界に倣う(ならう)ということです。
倣って習うから、不完全な人間でも生きやすくなるんです。
自然界は、人間が生態系を破壊しなければ完全なシステムです。
でも人間だけがエゴで不完全な意識を持つことができています。
そのエゴがもう限界に達し、生物としての自然淘汰が始まっているわけですよね。
これは必ずしも弱者が淘汰されるという意味ではありません。
今の地球の流れに則って、共生の道を行く者が生き残ります。
前の記事で、ゲートをくぐるのは「元気な人」と書きましたが、もっと具体的に言えば、戦争を終えた後のような敵も味方もいなくて、互いに赦し合い、協力し合って生きていく感じでしょうか。
だから病気やケガがあっても精神が相互扶助ならば「元気」なんですね。
その精神があれば病も自然と治っていくでしょう。
もちろん生まれつきの障害があっても問題ありません。
不要な人など一人もいないのだから。
こういう状態を日本の「和(輪)」の心【循環】と言うのではないかなと思います。
自分だけを満たそうとする人は、他者への配慮も思いやりも失っているので循環していなくて不自然でしょう。
聖徳太子の時代から受け継がれてきた日本人の尊い精神が「和」です。
道徳心です。
でも本当は縄文時代(あるいはその前)からずっと受け継がれてきたのでしょう【縄文回帰】。
この、本来の日本人の心を取り戻した人が「元気な人」ではないでしょうか。
戦後のGHQが、3S政策で日本人のこうした心をズタズタにしてきました。
このまま目の前だけのワクワクを追いかけて、他者のことを省みない生き方を選ぶ自由もあります(今よく見かけるスピリチュアルや非二元も同じ傾向でしょ)。
でも私たちは、和の心を取り戻すことができるのです。
今、地球で何が起きているのか
日本で何が起きているのか
隣のあの人や、SNSで知り合ったあの人を助けるにはどうしたらいいのか。
精神面で助けるだけでなく、物質的にも助けることができるんです。
それが大きく分けて環境と政治です。
政治のことって難しそうですよね。でも、詳しくなくていいんです。
ならば次の選挙はどうしようか。
誰に投票すると困っている人が助かるのか。
今の政府はどんなことを言っているのか、何をやろうとして、何をやろうとしないのか。それくらいでいいんです。
環境を変えると病気が良くなるかもしれない。
ならばどうしたらその環境を整えることができるのか。
そんなことに疑問や思いが湧いてくると思います。
今まで私たちが興味を持てなかった政治は、私たち全員を一斉に救助することができるんです。
政治は、環境対策も鶴の一声であっという間に日本全国で一斉に変えることができます。
今、世界は正に沈没寸前です(いろんな意味で)。
日本は特に世界で最も闇が深いと思うんですね(日本沈没)。
今TBSドラマで「日本沈没」が大反響を呼んでいますが、本当にその時期なんですね。
知ろうという気持ちを向けることが愛です。
愛のないときには意識を向けません。
路傍で寒そうに眠っている生活者に対し、どれだけの人が意識を向けるでしょうか。
みんな無関心で、自分のことばかりを考えるようになってしまったんです。
そして自分のことしか考えないからみんなが苦しいんです(冒頭の天国の長い箸の話を思い出してください)。
辛そうにしている誰かに意識を向け、ちょっと言葉をかけ、実際に行動に移せた時、心の中には、熱い感動と愛があふれてくるのがわかるでしょう。
みんなのために祈り、みんなの幸せをただ心から念じて愛を広げた時、本当に癒され、助かるのは「あなた自身」なんですよ。
こんな祈りを捧げることができて「ありがとう」と。
ただただ感謝と感動でいっぱいになるんです。
自分のためだけにやっていたらこうはなりません。
エゴだけがどんどん強くなって、どんどん辛い人生に変わっていきます。
一時的にはよくても、必ず収縮エネルギーが爆発する時がきます。
でも、拡大エネルギーは無限なんです。
今日からは、あなた自身のための祈りを、みんなのための祈りに変えてみてください。
たったの数分間やってみるだけで、感謝の涙が流れてくるのがわかりますから。
左脳だけ
右脳だけ
〇〇能力だけ
などの偏りは、どれも頭でっかちでアンバランスです。
反対に、地道な生活だけだと頭が小さくなりすぎます。
どこもバランスよくいきましょう。
地に足をつけて地道に生活をし(第1チャクラ)
ハートを開いて感情を豊かに(第4、ハートチャクラ)
本音を語って表現を豊かに(第5,スロートチャクラ)
脳も直観も正しく使って、正常な思考と感覚を(第6チャクラ~)
意識<言葉<行動
意識だけならどこでもできます。
言葉にはちょっとだけ勇気がいります。
行動にはもっと勇気がいります。
でも行動でみんながつながった世界が「天国」です♡
最後に、私たちの生きる土台である「地球環境」についてですが、今すぐできることから始めましょう。
それは【自給】です。
自給は、今の地球上の問題の全てを解決します。
その詳しくは次回以降に書くとして、お薦めの本をご紹介します。
私は、去年と今年の2年間、よりたかさんの連続セミナーを受講しました。
そこでハッキリとわかったことは、自給とは自然の生態系に則った人間本来の生き方であるということです。
だから自給は世界を救います。
あなたも救います。
スピリチュアル、健康、病気、貧困、人間関係の全ての答えがここにあります。
もしお時間のある方は、さらに詳しい本も読んでみてください。
「ああ、こういうことか!」ってわかります。
実践するともっとわかります。
めちゃくちゃわかります。最高に感動します!
生きてて良かったと心から思えます。
地球さん、「私」さんありがとうって思えます!
瞑想、セミナーなどに励まなくても、こうした生活との実践で悟ることは十分に可能なんですよ。
ちなみに私は瞑想をちゃんとやったことがありませんし、セミナーにもほぼ行ったことがありません。
それでもちゃんと、常識➡陰謀論➡スピリチュアル➡非二元➡悟り
って進化して来れました(これらの全てが嘘だということではありませんよ)。
誰かのセッションを懸命に受けたのでもなく、元々、植物栽培や畑仕事という地球に直接グラウンディングする生活をしていましたし、家族という守るべき存在もいたから、浮ついたことだけに集中することもできなかったことが幸いしました。
そして、自然農法の大家である福岡正信さん、川口由一さんは悟った人(非二元でもなく、それも超えている【悟り】)です。
悟ると自然と自然農法にたどり着き、自然農法をやると悟るのだと思います。
自然とは、この宇宙の完全な叡智そのものなので、それに接して習うことで不完全な人間が「元気」になって悟るのは当然なのかな~って思います。
長くなりましたが、今回はこれで終わりです!
なんだまた自給の話か~って思った人もいるかもしれませんが、結局、私たちは「土から離れて生きていかれない」んですよね。風の谷のナウシカ?
これ本当です。そして「土」ではなく、動植物の死骸の上に成り立っている「土壌」が私たち生物を育んでくれているのです。
自然農法で自給すると「土壌」が壊れないで再生していくんです。循環【和】していくんです。
自給自足については、あのスピリチュアルの大覚者である葦原瑞穂さんも名著『黎明』の中でお話していますよ。
お読みいただきありがとうございました♡またね!